母乳は赤ちゃんに最適な栄養源

母乳育児は、新生児や乳児に母親自身の母乳を直接与えて、栄養と愛情を供給する育児の方法です。
母乳は生まれながらにして赤ちゃんに最適化された栄養源であると言え、初乳と呼ばれる出産直後の母乳には、抗体や生育因子が豊富に含まれています。これらの成分は赤ちゃんの免疫システムの発達をサポートし、感染症などのリスクを低減します。
また、母乳は消化が容易で、赤ちゃんの消化器系に優しいのも特徴です。母乳育児では、授乳時に親子のスキンシップが増えることから、精神的な絆も深まります。
ですが、母乳が出にくい、または育児の生活スタイルに合わない場合もありますので、それぞれの状況に合った育児方法を選ぶことが大切です。

母乳が出やすくなるようにサポート

母乳は、赤ちゃんが吸うことで出やすくなります。八尾市山本町にある正木産婦人科では、妊婦様ができるだけ早く母乳を与える練習を始められるように、積極的なサポートを行っています。定期的な乳房ケアや助産師によるサポートを通じて、母乳が出やすくなるようにお手伝いいたします。

※母乳育児外来はご予約が必要です。事前に当院へご連絡ください

栄養豊富で免疫力も向上

母乳は、赤ちゃんに必要な栄養素を豊富に含んでいます。さらに、免疫物質も含まれているため、赤ちゃんの免疫力を高めることができます。

口腔の発達をサポート

母乳を飲むことは、赤ちゃんの口腔の発達にも良い影響を及ぼします。これは、後の歯の生え方や噛み合わせにも関係する重要な要素です。

スキンシップと心の繋がり

母乳育児は、妊婦様と赤ちゃんの心の繋がりを深める大切なスキンシップの機会でもあります。赤ちゃんは授乳中、母親の温もりを感じることができます。