月経を早めたい場合

月経を早める場合、ずらしたい生理の1つ前の生理が開始してから5日目までに低用量ピルの服用を始めます。
低用量ピルを14日間以上服用した後に低用量ピルの服用を終えると、服用終了後から2～3日後に生理が始まることになり、生理を早めることが可能になります。

月経を早めるためには、ずらしたい1つ前の生理から低用量ピルを服用し始める必要があるため、スケジュールを調整することも重要です。

月経を遅らせたい場合

月経を遅らせたい場合には、遅らせたい月経の5日前から月経周期調整用の中用量ピルの服用を開始し、遅らせたい日程の最終日まで飲み続けます。
ピル服用中は生理は来ず、服用中止から2～3日で生理が始まります。

月経周期調整について正しく理解する

月経周期調整では生理を別の日程に移動させられますが、決して日程を自由に決められるものではありません。
基本的にすでに始まっている生理は移動させることもできませんし、早める場合には、前の生理の時期から考える必要があるなど、月経周期を調整するための条件があります。

月経周期を把握しておく

月経周期調整を希望通りに行うためには、正しい月経周期を把握しなければなりません。
月経周期は基礎体温の計測等によりある程度の把握が可能です。

月経周期をずらす要因を取り除く

月経周期がずれてしまうと、希望する日程への月経周期調整が難しくなります。
月経周期がずれる要因には、過度なダイエットや睡眠不足、ストレスなどがあります。