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アフターピル（緊急避妊薬）とは？
アフターピルは、避妊をせずに性行為をした、もしくは避妊に失敗して妊娠した可能性がある場合に、緊急で服用することで妊娠を防ぐための薬です。
女性の体内で働くホルモンを一時的に調節し、排卵を抑えたり、精子が子宮内に侵入するのを阻止したりします。これにより、受精や着床の過程を妨げ、妊娠のリスクを低減させることができます。
アフターピルは通常の避妊方法の代わりではなく、緊急時の選択肢として位置づけられています。効果的に使用するためには、性行為から72時間（3日）以内に服用する必要がありますが、なるべく早い段階での服用が推奨されます。
アフターピル（緊急避妊薬）の効果
アフターピルは、性行為の72時間（3日）以内に服用することで排卵の抑制や精子の子宮内侵入を阻止し、妊娠を回避する効果があります。ただし、妊娠を100％阻止するわけではありません。
他の避妊方法との比較
· 経口避妊薬（OC）: 理想的な使用で99.7％、一般的な使用で91％の避妊率
· ミレーナ（IUS）: 99.8％の避妊率
· 子宮内避妊具（IUD）: 99.4％の避妊率
アフターピルの避妊率は85％で、上記の方法に比べ低いです。
アフターピルは万が一の時に使用する手段であり、計画的な避妊のためには低用量ピルとコンドームの併用をおすすめします。
アフターピル（緊急避妊薬）の服用方法
ノルレボ錠
性行為の72時間（3日）以内に、ノルレボ錠を1錠服用します。
副作用
- 吐き気
- 頭痛
- 腹痛
- 下痢
- 乳房の張り
- 眠気
※これらの副作用は通常、服用後24時間以内におさまります。ただし、服用後2時間以内に嘔吐した場合、薬が体に吸収されていない可能性があるため、再度服用が必要です
注意点
アフターピルの服用だけでは妊娠が防げないことがありますので、服用後3週間以内に生理が来るかどうかを確認しましょう。不明点や心配事がある場合は、すぐに八尾市山本町にある正木産婦人科へご相談ください。