gynecology

婦人科

婦人科gynecology

婦人科とは?

婦人科では、思春期から老年期における女性特有の症状や病気すべてが対象になります。
生理痛がつらい、顔がほてる、不正出血があるなど気になる症状がある方は、お気軽に大阪府八尾市の正木産婦人科へご相談ください。
子宮がんや卵巣がんなどの婦人科がん検診やピルの処方、月経日を調整する相談なども承っております。

婦人科を受診するのはどんな時?

女性で症状がある方であれば何歳からでも受診することができます。未成年の方は、まずは保護者に相談してみましょう。保護者の方と一緒に受診することもできます。
また20歳以上の女性の方は、症状がない場合でも2年に1回の子宮頸がん検診が推奨されています。

婦人科受診の流れ

婦人科を受診する前に
問診で伝えられるように整理しておきましょう

問診の時にすぐに思い出せないということを想定して、伝えたい症状や希望を事前に整理してメモに残しておきましょう。

前日の性行為は控えましょう

検査結果に影響を及ぼす可能性があるため、受診前日は性行為を控えましょう。

外陰部を清潔にしましょう

シャワーなどで外陰部を清潔にしておきましょう。
ただし、検査によっては洗いすぎると正しい判定や診断ができなくなる可能性があるため、洗浄は適度に留めておきましょう。

化粧は控えましょう

顔色や爪の状態から症状を確認することがあるため、できる限り化粧やマニキュアは控えましょう。

受診しやすい服装で来院しましょう

婦人科の診察では、「内診」と呼ばれる卵巣や子宮の状態などを確認する診察を行う場合があります。ゆったりしたスカートであれば、下着を脱ぐだけで内診を受けられます。
スカート以外であれば着替えがしやすい服装にしましょう。

持ち物

基礎体温の記録、お薬手帳、ナプキン(がん検診や内診で出血する可能性がある)など

主な診察の流れ

患者様のそれぞれの症状に合わせて以下のような診察が行われます。

問診

生理周期や生理の日数、最終の生理日、初経の年齢、性体験の有無などにお答えいただきます。
答えにくい質問もあるとは思いますが、正確な診断に必要な内容ですので正確にお答えくださいますようお願いいたします。

触診

腹部のしこりなどの異常がないかを医師が手で触って確認します。

内診

医師が手袋をつけて腟内に指を入れ、子宮や卵巣の状態、圧迫による痛みの有無などを診察します。

※必ず内診を行うわけではありません

その他の検査

必要に応じて以下の検査が行われます。
当院で対応していない検査につきましては、連携する専門機関をご紹介いたします。

検査方法 内容
尿検査 尿から細菌の有無や妊娠の判定、ホルモンの状態などを調べます
血液検査 採血を行い、貧血の有無やホルモンの状態、腫瘍が良性か悪性かを
調べます
細胞診 子宮頸部の細胞を採取し、がん細胞などの異常細胞がないかを調べます
培養検査 おりものを採取し、培養して細菌や微生物の有無を調べます
超音波検査 子宮や卵巣などの様子を観察します
お腹に探触子をあてる経腹法と、腟内に細い棒状の探触子を挿入する経腟法があります
子宮鏡検査 子宮の中に小さなカメラを挿入して、ポリープや筋腫の有無や状態を観察します
MRI検査 磁気を利用して画像化し、子宮や卵巣などの状態を確認します
CT検査 エックス線で撮影し、腫瘍の状態などを確認します

婦人科で年代別に注意が必要な症状や病気

婦人科で扱う症状や病気は年代によって様々です。
年代別に注意したい症状をまとめましたので、以下のような症状が出現した場合は受診するようにしましょう。
また、がんなどのように年齢を重ねるにつれて罹患率が上昇する病気もあるため、定期的に検診を受けましょう。

年齢層 注意点
全年齢 不正出血に注意
思春期 満18歳を過ぎても初経がない(原発性無月経)場合は受診を推奨
10~20代 以下の症状がつらいと感じるようであれば受診を推奨
・月経前に頭痛や腹痛、イライラ、抑うつ状態などの症状がある(月経前症候群/PMS)
・月経血の量が多い(過多月経)
・月経中に腹痛や腰痛、嘔吐、食欲不振などがある(月経困難症)
重い月経痛の放置は、子宮内膜症の進行や進行から不妊へ繋がる場合があり注意が必要である
20代 20代になると、子宮頸がんの発症率が高くなるため、2年に1回の定期検診受診を推奨
20~40代 40代になると卵巣がんの発症率が上昇するため、症状がなくても定期検診の受診を推奨
また、妊娠初期には、流産や子宮外妊娠などのリスクがあるため、妊娠の可能性がある場合には、自覚症状がなくても速やかに受診する
40~50代 更年期障害の代表的な症状である、汗が止まらない、動悸がするなどの「ホットフラッシュ」が出現する
漢方や女性ホルモン投与によるホルモン補充療法で症状が改善する可能性がある
閉経後 閉経後の不正出血は子宮頸がんや子宮体がんなどから生じている可能性があるため、早めに受診する
女性ホルモンが減少すると、骨盤底筋の働きの低下や骨粗しょう症となるリスクが高まる
骨盤底筋の働きの低下では、子宮脱、膣脱など、臓器が膣の外に出る骨盤臓器脱も増加する
下腹部の違和感や子宮が下がってきたと感じる、残尿感、尿漏れ、頻尿といった症状は子宮脱の可能性があるため受診する

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